戦争を導く名言

恐ろしい名言を知ってしまった…。

「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。 (中略) 政策を決めるのはその国の指導者です。……そして国民はつねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」

これって、今の日本もアメリカも同じような感じじゃないですか?
アメリカは言わずもがな、“アルカイダに攻撃された”、“ムスリムがテロを起こす”、“世界の平和を守れ”などなど…。
日本でも誰が言ってるのか知りませんが“北朝鮮(あるいは中国)が攻めてきたらどうする”なんて話はよく耳にします。そして首相は半ば強引に靖国神社への参拝を繰り返し…。語弊を恐れずに言えば、拉致問題も利用されているかもしれません。愛国心(祖国愛)を刺激するという意味では。

さて、この真理を突いた名言、誰の言葉だと思いますか?

これはナチスヒトラーに次ぐ地位にあったヘルマン・ゲーリングという軍人が、戦後の裁判中に述べた言葉だそうです。現代でも一般人は、ナチスが使ったのと同じ方法で誘導されかかっているんですね…。

自分の国を大切に想うこころは大事です。でもそれを悪用されれば恐ろしい結果を招きかねません。みんなで注意していきたいものです。

※引用元 ヘルマン・ゲーリング - Wikipedia