少子化は自然な流れ?

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060224204.html




こういうニュースを見ると、単純に少子化を防いで、子供をたくさん産むことが良いことなのか、分からなくなりますね。

むしろ都市部で出生率が低下するのは自然なことで、地球環境を考えた場合には良いことなのかも…なんて思ったり。

ただ人口が増えることを前提につくられた今の日本社会のシステムは、大きく作り替える必要があることは確かでしょう。しかしそれが成功して軌道に乗れば、21世紀モデルとも言える新しい社会の仕組みが出来るのかもしれません。

都市部では人口維持程度の出生率で、第三次産業や技術開発・研究を進め、その利益・技術を、未だ人口増加率の高い社会へまわして都市化を促す。そしてやがて貧困にあえぐ社会がなくなっていく…。

まぁ理想論ですし、紛争問題なんかもあるからそう簡単にはいかないでしょうが、こんなモデルも想像できるかな、と。

そして日本の少子化問題も、こんな別の視点でながめることで、新しい切り口が生まれるんじゃないかと、期待してしまうのです。

個人的には、子供は多ければ多いほど良い、なんて思ってました。けれども、これからの日本においては2〜3人程度が適切で、貧困や紛争で困っている子供たちを様々な形で支援する方が、素敵なことかもな〜、なんて思い始めました。