測れる実測値

今日はリスティング広告を扱うときの指標について説明してみます。

まずは表示回数。その広告が何回表示されたか、ですね。これをインプレッション(impression)と呼び、「10万imp」などと書かれます。

そしてクリック回数。どんなにたくさん表示されていても、あくまで広告は脇役なので、読まれたどうかは分かりません。クリックされていれば、間違いクリックは多少あるかもしれませんが、ほとんどの人がその広告を読み、興味を持ち、その上でクリックされたと考えられます。

それとコンバージョンと呼ばれるものがあります。これはリンクそのものや、リンク先に工夫をしておくことで、広告を見てそのサイトを訪れた人が、目的の行為を達成したかを計るものです。
例えば自動車保険で言えば資料請求。広告経由で資料請求した人の数が、コンバージョンの数です。通販サイトであれば、注文がコンバージョンにあたります。何をもってコンバージョンとするかは、広告する側が自由に決められます。ただし広告サイト側に工夫が必要なので、取らないことも多いです。

最後にコストですね。いくらかかったか。検索結果に表示される広告は、クリックされることで料金が発生するシステムがほとんどで、表示されるだけでは料金は発生しないものが多いです。1クリックにつき10円とか、500円とか、1円〜千数百円まで様々です。

この4つの実測値を元にかけたり割ったりして、総額や割合をだして、ユーザーの傾向を推し量り、費用対効果を上げるために工夫していくんですね。

今日は遅くなったのでこのくらいで。おやすみなさい。